祇園にしかわを
あとにして向かったのは
山田松香木店さん
以前から香に興味があり
聞香(もんこう)の予約を
していたのです
自宅でも香枦を
たのしんでいるのですが
聞香ははじめての体験
(*^^*)
香道では香りを『嗅ぐ』
とはいわず『聞く』
と表現するそうです
文字どおり『聞く』ように
静かに心を傾けていくのだ
そうです
素敵な言葉ですね
(*^^*)
今回は
聞香様式のひとつ
組香『三種香』といって
三回聞いた香りが
どのようだったかを
あてる簡単なゲームの
ようなものをやりました
三回とも違う香木であれば
緑樹の林
三回とも同じならば
尾花の露…
といった香図の五通りから
答えをだしてゆくのです
その日の体調や気候
などによっても
自分の『聞く』は違って
くるのだそうですが、
どうやら今日の私は
冴えていたようです
正解した記紙には
『叶』という言葉が
書き添えられ
『願いが叶いますように』
と記してもらえました
なんだか子どものころに
赤丸をもらったような
気分にもなりました(笑)
古くは
室町時代に形をなした
香道だそうですが、
このような遊びから
和歌、古典文学、
源氏物語などになぞられた
聞香まであるそうです
知れば知るほど
益々たのしみがひろがる
香の世界ですね~
(*^^*)