茶の湯の世界では
１１月からは炉の季節
風炉から炉になり
はじめて炭をいれることを
炉開きといいます
初夏に摘まれたお茶をねかし
この季節に新茶となって
いただけるよろこび
いわばお正月のような
感覚でもあるそう
昨年の炉開きには
参加できなかったので
はじめての炉のお点前
仕事の空いた数時間だけの
ひとときでしたが
やはり
この時間を過ごせることは
私にとって心の静寂になります
炉開きにかかせないという
善哉もまたホッとする存在
少し角張った心が
まんまる～い表情に
してくれました
黒文字と杉のお箸を
並べるのもおもてなしの一つ
日本人の美意識や心づかい
奥が深いものだと
興味をもって
学ぶたのしさがあります
いつもお優しい先生と
素敵な生徒仲間さんたちとの
会話やお稽古やりとりも
一服の清涼時間です
(*^_^*)